血圧を下げる効果的な方法

血圧測定の左右差

 

高血圧予防のために、毎日決まった時間に自宅で血圧測定器を使って、血圧を測定・記録し、健康管理をしている方が増えています。

 

血圧測定は、右腕上腕部にマンシェットを巻いて、測定器で測定するのが一般的となっていますが、左腕で測定する例はあまり聞かれません。

 

右腕で血圧測定をする理由として、右側の鎖骨下動脈が左の鎖骨下動脈より、心臓から出る大動脈に近く、右腕上腕部での測定値の方が左より高く出る傾向があるためです。

 

また、右腕と左腕の血圧値が同じであることを前提にして、右腕用の血圧測定器が販売されているようです。

 

日本高血圧学会などで発表された「高血圧治療ガイドライン」によると、初診では右腕上腕と左腕上腕で血圧を測定し、右腕と左腕で測定値が違う場合は、測定値が高い方を記録することとなっています。

 

一度だけの測定では正しい診断ができないので、15分くらい間を置いて複数回血圧測定をして、高血圧かどうかの最終診断を下します。

 

高血圧症自体には自覚症状が現れないため、安静の状態で何度か血圧測定をすることは、早期発見の有効手段です。

 

更に右腕と左腕で血圧測定を行い、測定値の左右差を見ることで、高血圧に伴う動脈硬化などの病変を見つけることができます。

 

病変がない健常者でも、左腕での測定値が右腕より高い人もいます。

 

普段の基礎血圧や右と左でどちらか血圧が高いか知っておくと、病院での診察がスムーズにいきます。