血圧を下げる効果的な方法

血圧測定と重力の関係

 

私たちの体内では心臓が拍動することによって、血液が体のすみずみまで送り込まれています。

 

体中を流れる血液が、血管の壁に与える力を血圧といい、心臓が引き締まって縮んだと同時に、血液を送り込むときの一番強い圧力がかかることを、最高血圧といいます。

 

心臓が収縮したあとに拡張して、静脈内の血液が戻ってくるときの血圧が、最低血圧になるのです。

 

この双方あるいはどちらか一方が基準より高い場合、高血圧となります。

 

血圧は体の部位によっても異なり、心臓から遠いほど弱くなります。

 

これは心臓がポンプとして血液を体に巡らせる際に重力の影響を受け、物理的に下方へ流れやすく、上方へ上りにくいということが関係しています。

 

ですから、血圧は体位によっても変動します。

 

高血圧の人は毎日家庭で血圧測定をしますが、最高血圧は寝た状態で測るといちばん高く、座った状態では少し低くなります。

 

立った状態で測るとより低く出ます。

 

逆に最小血圧は寝た状態、座った状態、立った状態の順で高くなります。

 

同様に、腕を上げた時の血圧と下ろした時の血圧も、どちらが心臓から遠いかで変わってきます。

 

また、寒さや冷たさの刺激なども血圧を左右します。

 

正常血圧の人はそれほど影響しませんが、高血圧の人は寒冷刺激によって血管が急に収縮するため血圧が急上昇します。

 

このように、さまざまな条件によって血圧は変わってきますから、高血圧の人が継続して測定し様子を見ていく場合などは、できるだけ毎回同じ条件のもとで測定することが望ましいでしょう。