血圧を下げる効果的な方法

血圧測定と触診法

 

血圧測定の方法には、直接法と間接法があり間接法のなかで、触診法と聴診法があります。

 

触診法は、動脈を触診し水銀柱を見ながら収縮期血圧、つまり最高血圧値を測ります。

 

マンシェットと呼ばれる圧迫帯を上腕に巻いて、動脈の拍動を触れながら加圧していくと、拍動が触れなくなるところがあります。

 

それより少し高い圧から徐々に下ろしていくと、再び脈が触れてくるので、ここが最高血圧値になります。

 

撓骨動脈で測るのが一般的ですが、測定者によっては肘窩上腕動脈で測る場合もあるようです。

 

最高血圧だけを測定するのが通常ですが、最低血圧も測れるとする文献もあります。

 

最高血圧のところからさらに圧を下げていくと、血管壁の振動が指先に伝わってきますので、この振動がなくなるところが最低血圧にあたるということです。

 

指は血管を圧迫するのではなく、軽く当てるようにします。

 

通常、触診法は誤差が生じやすく、聴診法で測る血圧より、4〜5?Hg低いといわれています。

 

血圧測定は医師や看護師が初歩の段階で学ぶ技術ですが、臨床の現場では、触診法はあまり行われていません。

 

救急の現場では、大まかに頚動脈が触れれば最高血圧60以上、上腕動脈が触れれば最高血圧80以上、足背動脈が触れれば最高血圧100以上と推定する触診法が、とられることもあるようです。

 

救急の現場では、いつ何が起こるか分かりませんし、早い処置が求められますので触診法が必要なのではないでしょうか。